神戸大学大学院農学研究科
応用動物学講座
動物形態機能学教室

ニュース

星 信彦先生が,基盤研究(B)に採択されました.

中西 怜稀君(博士後期課程)が2021年度採用分の国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の次世代研究者挑戦的研究プログラム(神戸大学は異分野共創による次世代卓越博士人材育成プロジェクトとして採択)に選抜されました。また,中西君は,2022年度日本学術振興会特別研究員にも採用内定を頂きました.

星 信彦先生が,挑戦的研究(萌芽)2021年度に採択されました.

「継世代影響から捉える農薬の発達神経毒性作用と神経前駆細胞・グリアの局所活動」

万谷先生の研究がCell and Tissue Research誌に掲載されました.

Ultrastructural and phenotypical diversity of macrophages in the rat ileal mucosa.

平野先生(宮田さん)の研究がToxicology Letters誌に掲載されました.

Aging-related changes in the sensitivity of behavioral effects of the neonicotinoid pesticide clothianidin in male mice.

北内さんの研究がJVMS誌に掲載されました.

Effects of in utero and lactational exposure to the no-observed-adverse-effect level (NOAEL) dose of the neonicotinoid clothianidin on the reproductive organs of female mice 

前田さんの研究2がJVMS誌に掲載されました.

Fetal and lactational exposure to the no-observed-adverse-effect level (NOAEL) dose of the neonicotinoid pesticide clothianidin inhibits neurogenesis and induces different behavioral abnormalities at the developmental stages in male mice

星先生の英文図書(分担)が出版されました.

Hoshi N. (2020): Adverse Effects of Pesticides on Regional Biodiversity and Their Mechanisms. pp. 235–247 (Total pages: 312). In. Risks and Regulation of New Technologies. (Matsuda T, Wolff J and Yanagawa T, eds), Springer, Singapore.

前田さんの研究がJVMS誌に掲載されました.

Influence of acute exposure to a low dose of systemic insecticide fipronil on locomotor activity and emotional behavior in adult male mice

中西君の研究がJVMS誌に掲載されました.

Three-dimensional analysis of neural connectivity with cells in rat ileal mucosa by serial block-face scanning electron microscopy

荒井君の研究がCell and Tissue Research誌に掲載されました.

Morphological and phenotypical diversity of eosinophils in the rat ileum

大野君の研究がToxicology Letters誌に掲載されました.

Quantitative elucidation of maternal-to-fetal transfer of neonicotinoid pesticide clothianidin and its metabolites in mice

ネオニコチノイド系農薬の研究が週刊新潮の特集記事として掲載されました

ネオニコチノイド系農薬の安全性に関する 研究が,「農薬大国ニッポン」との特集記事として 週刊新潮(2020/3/19号~)に 紹介されています.研究分野内では広く知られていた,海外と異なり日本の残留基準値が緩い点,市販茶の汚染,母子移行,河川の汚染など広く紹介されています.

長谷川千夏さんの研究がJVMSに掲載されました

Establishment of an organ culture system to induce Sertoli cell differentiation from undifferentiated mouse gonads. J. Vet. Med. Sci., 82, 2020, PMID:32092744, DOI:10.1292/jvms.20-0036.
コチラ
 性的両能性( 精巣にも卵巣にも分化可能 )を有する胎齢10.5日(尾体節数8)のマウス未分化XY性腺から,精巣化を誘導可能な器官培養系を確立した.性決定機構(Sry発現調節機構)の解明に利用可能である.

宮田結佳さんの発表が環境ホルモン学会学術集会で森田賞(学生賞)を受賞しました

「低用量クロチアニジンによる情動変容への加齢の影響評価」,第22回環境ホルモン学会学術集会 森田賞(学生賞)(2019/12/12-13)  クロチアニジン(ネオニコチノイド系農薬)がマウスの行動に及ぼす影響およびクロチアニジンの体内動態には加齢に伴う変化の認められることが初めて明らかとなった.老年群のマウスは,成年群では影響を受けない低濃度のクロチアニジンによっても行動が変化したことから,成年動物を試験対象とした現行の毒性試験では不十分である可能性が示された.

久保静花さんの発表が環境ホルモン学会学術集会で森田賞(学生賞)を受賞しました

「低用量クロチアニジンによるマウスの物体認識・空間学習記憶障害とその性差」,第22回環境ホルモン学会学術集会 森田賞(学生賞)(2019/12/12-13)  マウスの認知情動行動および神経回路に及ぼすクロチアニジン(ネオニコチノイド系農薬)の影響には性差が認められ,その一端に性ホルモンが関与することを初めて明らかにすることができた.また,現行の毒性試験で示されている,無毒性量以下の低用量単回曝露によっても行動影響が生じることが明らかになった.

大成果乃子さんの研究がJVMSに掲載されました

ネオニコチノイド系農薬の安全性に関する 研究が,「農Immunotoxicity evaluation by subacute oral administration of clothianidin in Sprague-Dawley rats. J. Vet. Med. Sci., 82, 2020, PMID:31983703, DOI:10.1292/jvms.19-0689.
コチラ
 ネオニコチノイド系農薬であるクロチアニジンが胸腺と腸内環境に影響を及ぼすこと、局所炎症反応を増強させる可能性のあることを見出した。本研究は、ネオニコチノイド系農薬の免疫毒性についての知見を提供するとともに、農薬摂取と免疫異常との関連を明らかにする一助となると考えている。薬大国ニッポン」との特集記事として 週刊新潮(2020/3/19号~)に 紹介されています.研究分野内では広く知られていた,海外と異なり日本の残留基準値が緩い点,市販茶の汚染,母子移行,河川の汚染など広く紹介されています.

高田匡君の研究がJVMSに掲載されました.

Combined exposure to dinotefuran and chronic mild stress counteracts the change of the emotional and monoaminergic neuronal activity induced by either exposure singly despite corticosterone elevation in mice. J. Vet. Med. Sci., 82, 2020, PMID:31983702, DOI:10.1292/jvms.19-0635.
コチラ