神戸大学大学院農学研究科
応用動物学講座
動物形態機能学教室

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ネオニコチノイド系農薬の研究が週刊新潮の特集記事として掲載されました

ネオニコチノイド系農薬の安全性に関する 研究が,「農薬大国ニッポン」との特集記事として 週刊新潮(2020/3/19号~)に 紹介されています.研究分野内では広く知られていた,海外と異なり日本の残留基準値が緩い点,市販茶の汚染,母子移行,河川の汚染など広く紹介されています.

長谷川千夏さんの研究がJVMSに掲載されました

Establishment of an organ culture system to induce Sertoli cell differentiation from undifferentiated mouse gonads. J. Vet. Med. Sci., 82, 2020, PMID:32092744, DOI:10.1292/jvms.20-0036.
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 性的両能性( 精巣にも卵巣にも分化可能 )を有する胎齢10.5日(尾体節数8)のマウス未分化XY性腺から,精巣化を誘導可能な器官培養系を確立した.性決定機構(Sry発現調節機構)の解明に利用可能である.

宮田結佳さんの発表が環境ホルモン学会学術集会で森田賞(学生賞)を受賞しました

「低用量クロチアニジンによる情動変容への加齢の影響評価」,第22回環境ホルモン学会学術集会 森田賞(学生賞)(2019/12/12-13)  クロチアニジン(ネオニコチノイド系農薬)がマウスの行動に及ぼす影響およびクロチアニジンの体内動態には加齢に伴う変化の認められることが初めて明らかとなった.老年群のマウスは,成年群では影響を受けない低濃度のクロチアニジンによっても行動が変化したことから,成年動物を試験対象とした現行の毒性試験では不十分である可能性が示された.

久保静花さんの発表が環境ホルモン学会学術集会で森田賞(学生賞)を受賞しました

「低用量クロチアニジンによるマウスの物体認識・空間学習記憶障害とその性差」,第22回環境ホルモン学会学術集会 森田賞(学生賞)(2019/12/12-13)  マウスの認知情動行動および神経回路に及ぼすクロチアニジン(ネオニコチノイド系農薬)の影響には性差が認められ,その一端に性ホルモンが関与することを初めて明らかにすることができた.また,現行の毒性試験で示されている,無毒性量以下の低用量単回曝露によっても行動影響が生じることが明らかになった.

大成果乃子さんの研究がJVMSに掲載されました

ネオニコチノイド系農薬の安全性に関する 研究が,「農Immunotoxicity evaluation by subacute oral administration of clothianidin in Sprague-Dawley rats. J. Vet. Med. Sci., 82, 2020, PMID:31983703, DOI:10.1292/jvms.19-0689.
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 ネオニコチノイド系農薬であるクロチアニジンが胸腺と腸内環境に影響を及ぼすこと、局所炎症反応を増強させる可能性のあることを見出した。本研究は、ネオニコチノイド系農薬の免疫毒性についての知見を提供するとともに、農薬摂取と免疫異常との関連を明らかにする一助となると考えている。薬大国ニッポン」との特集記事として 週刊新潮(2020/3/19号~)に 紹介されています.研究分野内では広く知られていた,海外と異なり日本の残留基準値が緩い点,市販茶の汚染,母子移行,河川の汚染など広く紹介されています.

高田匡君の研究がJVMSに掲載されました.

Combined exposure to dinotefuran and chronic mild stress counteracts the change of the emotional and monoaminergic neuronal activity induced by either exposure singly despite corticosterone elevation in mice. J. Vet. Med. Sci., 82, 2020, PMID:31983702, DOI:10.1292/jvms.19-0635.
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